09Jul2015

古民家、町家が多く存在する新潟県の村上市(1)

先日、新潟県の村上市に行って来ました．

村上市は新潟最北部の日本海に面した歴史のある古い城下街です．

江戸時代より古く，上杉謙信，上杉景勝の時代さらに遡る歴史が

あります．

街中には古民家、町家が多く存在し店舗の場合は内部の閲覧が可能

な町屋も多くあります．

雪国である環境、構造への対応も見られながらも，繊細で柔らかい

表現で木を使う方法は多くの事を学べます．

道路に面する開口部は木の縦格子のデザインを設けることによって柔らかな
二重スキンが構成されることによって繊細な雰囲気が作られる，

外壁は杉板による下見板張りという方法が主に使われています．

入口の上部に印象的な証明が存在感を程よく主張しています．時間が
経ち，木が雨風にあたり，紫外線を浴びて風化が始まっています．

中央のモルタルまたはしっくいでつくられた造形物は火事の時の延焼防止
のためではないかと思われるが．．．．

窓に設ける縦格子のスクリーンは各住居仕様が統一されている様です，

庇の軒ウラの近景．

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