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辻堂のマンションのリフォーム工事の立会いをしました。

リフォーム工事は言うまでもなく既にある構造体を利用すること。
別の言い方をすると、前任者の仕事の出来具合を引き継ぐことであり、
前任者の失敗も施工不良も新担当者となる設計者や施工者が背負う事
になるのが宿命です。

このマンションはプレキャストコンクリート造であり工場で(完全に?)
管理された状態で床や壁が作られて現場に搬入され組み立てる工法です。
なので、「施工精度が高い」事を前提で設計をしています。

コンクリートの床から70ミリを床の仕上げレベルと設定しているのですが
この数値も元々は120ミリだったのをギリギリまで詰めたものです。

今回1つ分かったことがあります。完全にフラットだったと思っていた床が
フラットでなかったことです。高いところと低いところの差は2センチ相当。

 

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玄関の土間(タイル張り)となるところと玄関ホールになるところの境界。段差のない
玄関になります。当初の設計ではフリーフロアにタイルを貼る(乾式の)予定だったの
ですが納まりの関係でモルタルにタイルとなります。

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左側の配管がガス管。一番右側が水道管。中央の2つが電気と非常用通報機用の配管です。
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元ユニットバススペースが収納スペースに変わります。合板で塞いだ四角い開口は、
ボイラーがあったスペース。
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元浴室まわりの全景。

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キッチンの設置スペース

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新規に計画し搬入されたユニットバス。

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天井裏をギリギリでスパイラルダクトを配管。

 

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