BLOG

ブログ

本日、「函南(かんなみ)の段々斜面の家(仮名)」
の確認申請を提出しました.

都市計画法43条の許可も(やっと)降りました.

このプロジェクトも見事な崖地です.当然審査される
内容のひとつは「崖地であることの安全性」です.

安全性に対する気持は、建築主も設計者も施工者も
役所も共通です,しかし方向性がそれぞれの事情に
よってかなりの意識の開きがあります.これをどう
やって調整して行くのかは設計者の仕事と思います.

一番後ろ向きのスタンスでいるのは審査する役所(
又は民間機関)です.後々”責任を負いたくない”
スタンスである以上,作り手,住み手とは立ち位置が
全く違います.

今回面白い現象がおきました.通常一番堅く、保守的
に対応するはずの役所が民間機関より現実的な解釈を
してくれることです.工事費に換算すると数百万円の
「差」になるだけに....

建築は奥が深いです.

何はともあれやるべき事はしたのでこれからの審査に
期待です!

写真004
▲「函南(かんなみ)の段々斜面の家(仮名)」

写真010
▲「函南(かんなみ)の段々斜面の家(仮名)」


[建築家.米村和夫建築アトリエ/風のアトリエ] 神奈川県 湘南建築家(1級建築士事務所 建築設計事務所)米村和夫建築アトリエ/風のアトリエ が藤沢市湘南の鵠沼海岸から建築情報、家づくり情報を発信!

関連記事一覧