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別荘地等の環境で多い課題の1つが湿気対策です,

箱根仙石原の森の中の家の現場定例がありました.
このエリアは湿気が高く,元あった家屋もカビだら
けの状況でした.畳はすぐカビが生える、外部に
露出した木材も劣化が早く,広い敷地は樹木,草が
伸びたい放題にジャングルと化していました.これ
では別荘ライフを楽しむことは出来ずストレスにな
り足も遠のき,益々建物も劣化していきます.

この,問題に対する解決策の1つとして基礎を地面
より1m立ち上げて,地面からの湿気から,主要構造
の土台,柱を守ることにしています.(通常の木造
住宅は30㎝相当です)

ガルバリウム鋼板の外壁は,木軸組の部分も基礎の
部分も同一の材料を張るためには下地の胴縁を同じ
面で張る必要があります,室内も同じくです.コン
クリートの熱さは150ミリ,断熱材は30ミリ,木の
軸組は120ミリ.簡単な様で手間のかかる作業です,

1m立ち上がった基礎と木造部分との納まり

1m立ち上がった基礎と木造部分との納まり

室内の基礎(ピンクの断熱材部分)と木造部分との納まり

室内の基礎(ピンクの断熱材部分)と木造部分との納まり

 

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