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7月28日(火曜日)

着工したものの雨の日が続き工事が中々進まない「芦ノ湖高原の家」
ですが,基礎工事の「根切り工事」というプロセスの立ち合いです.

事前にスゥーデンサウンディング調査と言う簡易式のボーリング調査
行っていますので地盤の状況は把握出来ているのですが,目視による
確認は重要な監理業務の一つです.

地表面の土を表土と言いますが、今回の様な山の中であれば落ち葉の
堆積した腐葉土が表土であることが多く(=地盤が弱い),または別
荘地として開発分譲したエリアなので,切り土、盛り土による造成
地かどうかも見極めないといけません.(=盛り土は基本的に地盤が
悪い)

0729-1
表土の層は比較的薄かったのですが、その下に関東ローム層が

確認で来ます。(写真ではわかりにくいですが)

0729-2
ベタ基礎なのですが、高低差のある敷地なので地中梁は深めに

なっています.垂直に地面を掘れる事は地盤の良い証拠です.

0729-3

 監督ご苦労様です....

0729-4
土の色が途中から赤身のある土(関東ローム層)に変わっています.

木造建築(=建物の重量が軽い)では十分な地耐力を持つ地層と
言われてますがあくまでも木造の話しです.

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