まわる家/愛犬目線でつくる家

建築主は愛犬コーギーのくーちゃん より楽しく!よりアクティブに!ずっと一緒に

撮影:BAUHAUSNEO 後関勝也

詳細データ

用  途:
住宅
場  所:
埼玉県新座市(大泉学園)
竣  工:
2010年12月竣工
構造規模:
木造2階建て+ロフト
延床面積:
87㎡
建築面積:
51㎡
敷地面積:
105㎡
構造設計:
白須正広/クレモナ構造研究所
施  工:
和光建設株式会社
工 事 費 :
約坪85万
キーワード:
ペット共生住宅,愛犬目線でつくる家づくり,犬,展示ギャラリー,高気密高断熱,低ランニングコスト光熱費,外断熱,吹抜け,オール電化,木の空間,製作キッチン自然素材,シンプルモダン,ロの字型プラン,結露なし

クライアントは,私と同じ旅行者(バックパッカー).バックパッカーの旅スタイルは,たとえ回り道をしても 効率を求めるのでなく旅そのものを楽しむ事,自身の思う何かを求める旅のスタイルである.生活もそうではないか?何かとは家族の心や思い,気持ちであ り,何よりも愛犬のコーギーのくーちゃんとの生活が第一であった.共に遊び,走る,思い出をつくること.そんな想いをいだいて私に連絡をいただきました.
敷地は,土地探しで紆余曲折あり,郊外の埼玉県新座市の丘陵地になりました.普段の散歩にも適している事や旅の出撃ポイントとしてのロケーションの良さ,高台であること,コストなどが理由です.

そんな夢や生活スタイルをプランとして立体空間として具体化するためにロの字型のプランを提案しました.象徴空間としてL字に配置した緩い勾配の階段ス ペースを提案,胴長のくーちゃんにも優しい階段です.その空間は”旅のギャラリー”と位置づけ旅の思い出の品々やポストカードを展示する場所に設定しまし た.くーちゃんのためにというだけでなく,まわり道をしても上り下りする事が楽しい.それが生活の楽しさだから。バックパッカーの旅のスタイルから学ぶ提 案です.結果として周囲の家からの視線を気にする事のない生活が実現しました.
外断熱を採用する事によって,従来壁となってしまう空間を収納棚,展示スペースとして活用できるようになりました.断熱性能は高く2011年の夏の光熱費 は月間4200円で生活出来たとの報告も入っています.ペットに優しくつくる家は人にも優しいし,エコノミーであることの実証です.

 

特集記事(SUVACO): 愛犬が主人公(建築主)となった家づくり | 米村和夫(建築家)

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